【電験三種】その⑤ 通信講座以外に使用した教材(過去問)
過去問は最低でも5年分を解くべし
その④で通信講座を利用したことを書きましたが、通信講座ではベースをしっかり学べるものの、試験に出て来る応用問題を解くには不十分でした。(通信講座の中でも、「基礎を身につけるための教材です」と謳っています。)
試験に出て来る応用問題の対策をするには、過去問を解くのが一番早いです。
私は過去問を5〜6年分解いて試験に臨みました。5年分解くと、各分野の出題傾向を掴むことができます。(とは言うものの、電験三種は過去問と同じ問題が出ることは滅多にないので苦戦しましたが。)
慣れてきたら1〜2年分、時間配分を気にしながら解いてみてください。
通信講座SATの教材にも過去問はついていたのですが、教材の過去問題集は問題のみで回答はWeb講座を視聴する必要がありました。試験前の時間がないときには1問15分程度ある解答を一つずつ視聴していく余裕がなく、書店で解答付きの過去問題集を購入することにしました。
過去問題集は電気書院のものがオススメ
過去問題集は電気書院のものを選びました。書店で色々な過去問題集をめくってみましたが、最も解説のボリュームが多いのが電気書院の過去問です。しっかり解説が書いてあるので、間違えた問題も解説を読めばきちんと理解できます。
電験の試験問題は、大問の中に小問が3問くらいあり、だんだん難易度が高くなっていくのですが、この問題集の解説は各小問がどう関連しているのかまでしっかりと書かれているので助かりました。左ページに問題、右ページに解説の配置も使いやすかったです。
唯一難点だったのが、10年分の過去問・解説が一冊に収まっているため、とにかく重たいこと。自宅で学習する分には全く問題ないのですが、図書館やカフェで勉強したい時には持っていくのをためらってしまいました。
時々解説を読んでも理解できない問題もありましたが、そんな時はSATの解説動画を視聴して理解を進めました。通信講座と過去問題集をいいとこ取りして解いていくのがオススメです。
ぜひ自分にあった過去問題集を手に入れて、試験対策してくださいね。
ちなみに私は、「通信講座+過去問」で3科目(理論、電気、機械)は合格したのですが、法規を落としてしまい、2年目にリベンジしました。
2年目は絶対に合格する!!と意気込み、参考書も活用しました。
と言う訳で、その⑥では「参考書」についてご紹介します。
-
前の記事
【電験三種】その④通信講座(SAT)の内容 2020.06.03
-
次の記事
【電験三種】その⑥ 通信講座以外に活用した問題集(参考書) 2020.06.07

コメントを書く