【電験三種】その② 電気が苦手な私の勉強法

【電験三種】その② 電気が苦手な私の勉強法

まずは全科目合格に向けて勉強

その①にも書いた通り、私は1年目に3科目、2年目に1科目の科目合格で電験三種に合格しました。1年目は試験の8ヶ月前から勉強を始めた訳ですが、最初は一発合格を目指して勉強を始めました。

これから勉強を始める方も、ぜひ一発合格を目指して全科目勉強してほしいと思います。電験三種は3年かけて4科目合格すればOKなので、3年かけて合格できればいいや〜と思っている方もいるかと思います。しかし!電験三種の4科目(理論、機械、電力、法規)は分野が分かれているようで、それぞれが“密接に関係”しています。3年間継続的に勉強し続けられる人は良いのですが、試験の数ヶ月前から受験科目を集中的に勉強するつもりの人は、かえって効率が悪くなってしまうかもしれません。

例えば「法規」の科目は、暗記中心のイメージがありますが実際には計算問題も含まれており、「理論」の科目をしっかり理解していないと解くことができません。もし、勉強していない期間が半年も空いてしまうと、「法規」の勉強に取り掛かる前に「理論」で勉強したことを復習する時間が必要になってしまいます。

大変とは思いますが、ぜひ4科目の間隔を空けずに勉強することをオススメします。全科目を同年に勉強することで点と点が線で繋がり、より理解を深めることができると思います。

時間がなくて科目合格を目指すなら

とは言え、試験まで少ししか時間がない!勉強時間がなかなか確保できない!などの理由で、まずは科目合格を目指す方もいるかと思います。

あくまで個人的な見解ですが、科目合格を目指す方にオススメの勉強順をお伝えします。

まず、1科目合格を目指すなら、「電力」の勉強をオススメします。なぜなら、「電力」の科目が電験4科目の中で最も他の科目との関係が薄いからです。そして一番暗記の要素が強いのも「電力」です。
なので、1科目合格を目指すならまずは「電力」に集中して勉強してみてはいかがでしょうか。

次に、2科目合格を目指すなら「理論」と「機械」の勉強をオススメします。電験三種の中で最も難易度が高いと言われているのが「機械」です。実際に私も「機械」に最も勉強時間を費やしました。まずは「理論」を勉強し、基礎をしっかりと理解してから続けて「機械」を勉強することで、難易度の高い「機械」が理解しやすくなります。
なので、2科目合格を目指すなら「理論」→「機械」の順で勉強してみてください。

以上が電気が苦手な私の勉強法でした。

その③では、8ヶ月で4科目勉強するために私が活用した通信講座についてご紹介したいと思います。