高山植物の巻

高山植物の巻

先日、黒部アルペンルートを訪れました。実は夫婦の趣味の1つがトレッキングなんです。黒部アルペンルートは、長野県と富山県を結ぶ3000m級の山が連なるところ。有名な「黒部ダム」もこの黒部アルペンルートの中にあります。3000m級の山々ですが、交通機関が発達しているのでハイキング並みの手軽さで歩くことができます。


今回は、トレッキングの中でたくさんの高山植物に出会えたので、ご紹介したいと思います!


まずは、白い5枚の花びらと中心の黄色が可愛い「チングルマ」。湿地に群生する高山植物です。1本の茎に濃いピンクの鐘状の花がたくさん咲く「イワカガミ」も咲いていました。


こちらは初めて出会えた「水芭蕉」。小学生の頃、音楽の授業で習った“夏の思い出”を口ずさみたくなります♪
雪解けした水辺に咲いていました。写真の上の方には、まだ少し雪が残っています。


チングルマと似ていますが、こちらは「白山一華(ハクサンイチゲ)」。花弁は5〜7枚。チングルマの花弁より先端が尖っているのと、背が高めです。

高山植物はお花のサイズも3センチ前後と小ぶりで、お花屋さんで買う装花のような豪華さやはありませんが、雪解けした地面から健気に咲く小さいお花達は何だかとっても愛おしくて、トレッキングの疲れを癒してくれます。


今回のベストショットは「チングルマの群生と木道」。雨に見舞われたトレッキングで、奇跡的に青空が覗いた瞬間の一枚です。



おまけ「黒部ダム」の一枚。
マスクをしながらの高山と悪天候で少ししんどいところもありましたが、大自然に囲まれて良いリフレッシュになりました!